2008年頃に横浜市港南区の中学生4人のプリクラに書かれた言葉「チャリで来た」は何者かがどれを2chに投稿して、それがまとめサイトに転載され大バズリし、ネットミーム化しました。普通の中学生だった4人がいきなり時の人となり、世間では話題になりました。それから15年以上経過した少年たちの現在はどうなっているのでしょうか?また落書きの意味や少年院に入っていたという噂も調査していきます。
「チャリで来た」の少年たちの現在は?
「チャリで来た」というプリクラに写っていた中学生の少年4人は明らかに普通の中学生ではなく、やんちゃな印象だったのですが、現在は何をしているのでしょうか?全員の現在はわからなかったのですが、そのうちの1人である熊田勇太さんは現在30歳。彼は現在、料理人として飲食店を経営する傍ら、新婚観察リアリティーショー「いきなりマリッジ2」に出演したり、その名のフレーズをブログタイトルにして日常を綴ったりと幅広く活動しています。
プリクラに書かれた落書きの意味とは?
一瞬で時の人となった4人ですが、印象が強かったのは「チャリで来た」という落書き。果たしてこの意味とは何だったのでしょうか?実はこの落書きをしたのは熊田勇太さんでした。プリクラに写っていた4人は同じ少年野球チームのメンバーだったとのこと。また、全員暴走族に憧れを持っており、自転車をそれっぽくアレンジしていたそうです。その自転車で出かけた先でプリクラを撮影した時、落書きの制限時間が短く咄嗟に書いたのが「チャリで来た」だったそう。特に深い意味はなく、単純にチャリで来たからそう書いただけとのことでした。
「チャリで来た」の少年たちは少年院という噂も
大バズリしたのはいいですが、その後少年たちの人生は決して楽なものではなかったといいます。また、メンバーの一人は少年院に入ったという噂もあり、その真相に迫っていきます。
落書きがバズった影響で波乱万丈に
その後の少年たちの人生は波乱万丈だったと言われていますが、どんな人生を辿ってきたのでしょうか。まず、バズった直後に他校の不良が少年たちの学校に来て「タイマンを張れ」と言ってきたことがあったそうです。ほかにも、当時起きたリンチ致死事件の犯人とも言われたとのこと。さらには、初めて会う人には必ずと言っていいほど「何に乗って来たの?」って小馬鹿にされることも日常茶飯事でした。幸い命の危険を感じたことはなかったといいますが、大変な目に遭ったと明かしています。
中学卒業後はどうなった?
ヤンチャだったメンバーですが、中学卒業後はバラバラの道になり疎遠になりましたが、メンバーだった杉船孝太さんだけは、高校中退後フラフラとバイクに乗ったり、喧嘩をしたりして傷害罪で鑑別所に3回収監。最終的には強盗罪で1年くらい少年院に入っていたことを本人が明かしています。その後も悪い連中と付き合っていた杉船さんは、21歳頃までそんな生活を繰り返していたそうです。そして、21歳の頃に周りがどんどん落ち着き、杉船さんもようやく足場工事の会社に就職。そこで3年働いた後に独立し、現在は足場会社を経営されています。
最後に
今回は「チャリで来た」の少年たちの現在や落書きの意味、少年院に入った噂などについて調査しました。特に深い意味はなく書いた「チャリで来た」が大バズリしてしまったせいで、波乱万丈な人生を歩んできた少年たち。中には少年院に行った少年もいたこともわかりました。しかし、現在は地道に働き経営者になっているということで、波乱万丈な人生が少年たちに強さを与えてくれたのかもしれませんね。