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お笑いコンビ・スピードワゴンの芸歴とプロフィール【まとめ】

お笑いコンビ・スピードワゴンの芸歴とプロフィール【まとめ】

1998年に結成し、2002年にはM1グランプリへの初出場も叶った芸人・スピードワゴン。コンビの2人ももう50歳近くになり、いつの間にかベテラン芸人の領域に足を踏み入れていますね。2000年代のお笑いブームに貢献したコンビの1組でもあるスピードワゴンは、クールぶってベタなボケに、大声のツッコミというメリハリあるやりとりが笑いを誘いました。ネタ番組では、「新感覚のポップ漫才」とも称されましたね。そんなスピードワゴンのプロフィールに経歴、懐かしの鉄板ネタなどもご紹介していきたいと思います。

スピードワゴン小沢一敬(おざわ かずひろ)のプロフィール

  • ポジション:ボケ
  • 生年月日:1973年10月10日
  • 出身地:愛知県
  • 趣味:野球観戦、漫画
  • 特技:麻雀

奇妙な(!?)シェアハウスで暮らす

小沢さんといえば、チュートリアル徳井さんと放送作家の友人と3人で借りているシェアハウスで暮らしていることでも話題になりましたね。別の場所に自宅を所有していますが、ほとんどの時間をこのシェアハウスで過ごしているそう。番組でも公言するほどに仲の良い関係だそうで、独身を貫く理由の1つだとも語っていましたよ。

芸人だがNGの仕事も

お笑い芸人というと、NGなしで何でも仕事をこなすイメージが強いかもしれませんね。しかし、小沢さんは極度のビビりで繊細な性格でも有名。なんと、芸人にとってはリアクションの見せどころでもある「ドッキリ番組」や「飛び込み系」をNGとしているそう!また、納豆が大の苦手なため、納豆を食べる仕事も断っているのだとか。

スピードワゴン井戸田潤(いとだ じゅん)のプロフィール

  • ポジション:ツッコミ
  • 生年月日:1972年12月13日
  • 出身地:愛知県
  • 趣味:野球観戦
  • 特技:家事全般

2度の結婚を経験しているモテ男

2022年にモデルの蜂谷 晏海(はちや・あみ)さんと結婚を発表したばかりの井戸田さんは、家事なら何でもお任せ!という頼れるパパ。私生活では、2005年に女優・安達祐実さんとの間に生まれた娘さんを持つ、父親でもあるんです。スピードワゴンの漫才では、遠くのほうで自分の世界に入り浸りボケ続ける小沢さんを呼び寄せ、盛大にツッコミを入れるお決まりの展開が大人気でしたよね!誰もが知る有名女優の安達祐実さんとの結婚など、たびたび話題をさらう井戸田さんは、ハイテンションなキャラクターも定評。流行語をいくつも創り上げてきたんですよ。

何で売れた?スピードワゴンの鉄板ネタとは

2004年:「あまーい!」でブレイク

初めてM1グランプリに出場を決めて2年、「あまーい!」の決め台詞が大ヒットしたスピードワゴン。ボケの小沢さんが、女性にかける甘いセリフを放つと、すかさず井戸田さんが「あまーい!」と叫ぶ…という鉄板ネタで、一躍ブレイクを果たしました。しかし、天然キャラでも有名な井戸田さんは、時々全く脈略のない場面で「あまーい!」と言ってしまうことがあったそう。そこで、小沢さんが指を鳴らすというのを合図にしたこともあるそうですよ。

また、当初は小沢さんのほうを見て「あまーい!」という掛け合いでしたが、井戸田さんのアドリブで、客席を見て目を見開きながら叫ぶというスタイルにしたところ大ウケ!そのまま定番スタイルとなったそうです。

2014年:小沢一敬が「セカオザ」でブレイク

これまで、「あまーい!」セリフを言う人として定着していた小沢さんでしたが、いまいちキャラの立たない期間が続いたそう。そんなとき、その圧倒的ビジュアルと漫才の実力でですでにブレイクを果たしていたチュートリアルの徳井さんが、小沢さんと腐れ縁であることを告白。小沢さんの独特な感性や変わった性格などを番組で紹介すると、世間にも小沢さんの名前やキャラクター性が認知されるようになり、注目を浴びるようになります。

「セカオザ」は、ご存知音楽バンドの「SEKAI NO OWARI」が楽曲で見せる世界観に似ていたことから名づけられました。前出の「あまーい!」というネタからもつながってくるように、小沢さんの中には独特な価値観や思想が宿っていたんですね。

2019年:井戸田潤がハンバーグ師匠で再ブレイク

もうすでに若手芸人ではなくなった2019年、今度は井戸田潤さんが、思わぬところで再ブレイクを果たします。今ではYouTubeチャンネルも開設している、井戸田さんの友人だという設定の「ハンバーグ師匠」です。井戸田さんが漫談スタイルで扮するカウボーイのキャラクターで、ガンベルト部分には銃ではなくフォークとナイフが差さっているというこだわりっぷり。「忘れちまったかい?俺だよ俺、ハンバーグだよ!」という謎のセリフで始まるネタは、興味を引きますよね。そして、ハンバーグにまつわるダジャレなどのネタを挟み、最後に「ハンバーグ!」と言って締めるスタイルが、子どもや若年層を中心に大ヒット。一時、どこを見ても「ハンバーグ!」というセリフで町が活気づいていましたよね!

まとめ

スピードワゴンの全盛期を知っている方も、知らなかったという方も、彼らの華麗な経歴と当時の流行について、振り返ることができたのではないでしょうか。セカオザの独特で甘い世界観も、井戸田潤さんのハイテンションなキャラクターも、今だ健在。今後もスピードワゴンならではの空気感を持ち続けてほしいものですね。