季節を問わず、突然やってくる冠婚葬祭の知らせ。特にマナーが難しいお葬式での髪型は、ロングヘアをおろしたまま参列して良いのか迷ったことはありませんか?結論から言うと、お葬式の髪型でロングヘアをおろしたまま参列するのは、マナー違反となります。この記事では、お葬式での髪型やロングをおろしたままにしないアレンジ方法をご紹介していきます。急なお葬式のお知らせにも慌てないよう、簡単ヘアアレンジを覚えておくと良いでしょう。
お葬式の髪型どうする?ロングでおろしたままはNG!
お葬式の髪型は、ロングヘアをおろしたまま参列するのはマナー違反です。スッキリとまとめるのが基本で、アクセサリーも控えめに、また髪色は黒に戻した方が良いという考えもあるんですよ。
ショートヘアの人は横の髪を耳にかけて落ちてこないようにし、ボリュームをおさえるだけでOK。ミディアムヘアの場合もおろしたままはNGで、肩につくぐらいの長さであれば1つに束ねましょう。
それでは、最もアレンジが難しいロングヘアのアレンジ方法や注意点をご紹介します。
ハーフアップもNG! 1つ結びが正解
お葬式での髪型は、ロングの場合おろしたままではなく、1つに束ねるのがマナーです。ポニーテールでも、お団子でも良いですが、パーマヘアの場合華やかな印象を与えてしまうため、お団子にしてパーマを目立たせないようにする必要があります。おくれ毛やボリュームなど、華やかなおしゃれは極力控え、清潔感を意識してくださいね。
2つ結びや三つ編みは避ける
お葬式での髪型は、ロングをおろしたままではなく1つ結びが正解というお話をしました。このとき、1つ結びで三つ編みアレンジをしたり、2つ結びにすることは避けましょう。2つ結びや三つ編みはおしゃれで好感度の高い髪型ですが、カジュアルな印象を与えてしまうので、お葬式には適さないでしょう。ポニーテールかお団子の2択から選んでくださいね。
慶事は耳上、弔事は耳下と覚えよう
お葬式での髪型は、ロングをおろしたままではなく束ねるのが正解ですが、束ねる位置も重要です。お葬式の髪型の場合、耳より下で1つ結びをすることを守りましょう。基本的に、耳よりも上で束ねるアレンジは慶事向きといわれています。弔事の場合は華やかな印象を作る必要がないため、耳下で束ねなるべく目立たないようにするのがポイントです。
なぜお葬式の髪型はロングをおろしたままだとNGなのか
お葬式の髪型がロングをおろしたままだとNGな理由は、だらしないイメージを与えてしまうからです。喪主や遺族、参列者の人たちに不快な思いをさせないために、お葬式では髪型がロングの場合、おろしたままではなくスッキリとまとめることが必要なのです。
また、喪服を着用しているとロングヘアが立ってしまうことや、お焼香やお辞儀をするときに邪魔になってしまうことも、お葬式での髪型にロングをおろしたままのヘアスタイルがNGの理由となっています。
まとめ
お葬式での髪型は、ロングをおろしたままだとマナー違反になるというお話をしました。昨今は喪服 ユニクロでも買える時代ですが、髪型に関してはルールが多いですよね。適した髪型は耳下で1つに束ねることで、パーマヘアの場合お団子にして目立たないようにするとなお良いでしょう。お葬式での髪型に、ロングをおろしたままのアレンジで参列してしまうと、華やかかつだらしないイメージを与えてしまいます。参列者に不快な思いをさせないためにも、マナーに見合ったお葬式の髪型を選びましょう。