日本に韓流ブームを巻き起こした、代表的なK-POPアイドルグループ「KARA」が7年ぶりに復活します。日本では、デビュー15周年記念アルバムを12月にリリースすることが発表されました。
そこで今回は、韓国アイドルグループ・KARAの魅力をご紹介していきます。
KARAとは
KARAは、2007年に韓国でデビューしました。グループ名の意味は、音調や拍子という意味を持つ「カラク」に、ギリシャ語で喜びや嬉しさを表す「ハラー」を加えて、「音楽を通じて喜びを与えたい」という意味が込められているそうです。
メンバー変遷を経て、2010年にはギュリ、スンヨン、ハラ、ニコル、ジヨンの5人で日本デビュー。ヒップダンスが特徴的な楽曲『ミスター』は大ヒットを記録し、K-POPブームの火付け役となりました。2011年にはNHK紅白歌合戦に出場、2013年にはK-POPガールズグループ初の東京ドーム公演を行っています。
また、音楽だけでなくバラエティやCM、ドラマ出演などの仕事も増えていきました。
KARA メンバーの脱退と解散
しかし、2014年にKARA メンバーと所属事務所とのトラブルが裁判にまで発展する事態となり、ニコルとジヨンが脱退。
その後、ギュリ、スンヨン、ハラと新メンバー・ヨンジの4人体制で活動しましたが、2016年には当時のKARA 事務所だったDSPメディアとギュリ、スンヨン、ハラの専属契約終了に伴って解散しました。
KARA メンバー紹介
KARAのメンバーは、全員がとても表情豊かで性格も素直。男性だけでなく、女性のファンも多いのが特徴です。メンバーそれぞれの個性もKARAの魅力と言えるでしょう!
ギュリ(パク・ギュリ)
KARAのリーダー。凛とした顔立ちで、ファンの間では「女神」と呼ばれている、優しい性格のメンバーです。メンバーの悩み相談など聞いてあげていたという、お姉さん的な存在ですね。
スンヨン(ハン・スンヨン)
「最強の童顔」と言われていて、年齢より幼く見られることが多いようです。日本のアニメを見ていたため、片言の日本語ならデビュー前から話すことができていたそうです。
ニコル(チョン・ニコル)
アメリカ出身で流暢な英語を話します。デビュー当時は韓国語があまり話せず、猛特訓したそうです。よりタレ目になる笑顔が特徴で「にこにこニコル」と自己紹介しています。
ハラ(ク・ハラ)
自己紹介ではよく「クールなお嬢様担当」と言っていたのですが、笑いを取ることも好きでバラエティー要素も持ち合わせていました。2019年に自ら命を絶ち、亡くなられています。
ジヨン(カン・ジヨン)
KARAの中で最年少で、愛され末っ子キャラとして人気がありました。2014年に脱退していますが、「知英」という日本名でモデルや女優活動をされています。
ヨンジ(ホ・ヨンジ)
2014年にKARAプロジェクトに参加し、KARAの新メンバーとして途中加入したメンバーです。とても明るく天真爛漫な性格が魅力的で、自分でも人見知りをしないタイプだと話しているほどです。
KARAの3つの魅力
①日本語が上手
メンバー全員とも日本語のスキルが高く、バラエティ番組にも多数出演していました。大物芸人の明石家さんまさんのトーク番組「さんまのまんま」にも出演経験があり、スムーズな会話や『ミスター』のダンスを披露するなど、共演者や視聴者の心を掴みました。
②親しみやすさがある
特徴的な振り付けや元気で明るい内容の歌詞が多く、親しみやすい魅力を持っています。
『ジェットコースターラブ』は、上半身を前に突き出して両腕をパタパタと動かす「ペンギンダンス」、『バイバイハッピーデイズ』の「肩たたきダンス」という前に並んでいるメンバーの肩をトントンと叩くというような振り付けがあります。
このようにKARAの楽曲はキュートで覚えやすい振り付けが多く、様々な年代の人が真似しやすいものになっています。
③レベルの高い歌やダンス
可愛らしい衣装や振り付けですが、息の合ったダンスパフォーマンスに抜群の歌唱力。長時間ライブでも笑顔を絶やさずキレのあるダンスは、ファンを虜にしてきました。
KARAが7年ぶりに再結成!
韓国のアイドルグループ・KARAは、ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジの5人体制で、15年周年記念の日本アルバム『MOVE AGAIN−KARA 15TH ANNIVERSARY ALBUM[Japan Edition]−』を発売することが発表されました。
メンバーが集合するのは、2015年にリリースしたミニアルバム『In Love』以来の7年ぶり。2023年には来日ファンミーティングを行うことも正式に決まり、大阪・福岡・横浜の3都市で公演を行う予定です。再びKARAのパフォーマンスが見られることに喜びの声も多く寄せられており、これからの活動が楽しみですね。