2020年、テック業界に彗星のごとく現れたメーカー「Nothing」初の製品である「Nothing Ear (1)」は、ワイヤレスイヤホン内部のメカニズムが見えるユニークなデザインで話題になりました。
次に発売された「Nothing Phone(1)」も背面にGlyph Interface(970個のミニLEDライト)というコミュニケーションツールが配置されており、近未来的なデザインでまた注目を集めましたよね。
そんな「Nothing」ですが、最近発売されたハーフインイヤー型のワイヤレスイヤホン「Nothing Ear (stick)」で再び注目を浴びています。
「Ear (stick)」のスペック
- 発売日:2022年11月10日
- 販売価格:16,800円(税込)
- カラーバリエーション:ホワイト
- 本体サイズと重量(ケース):87.1 × 29.8 × 29.8 mm、46.3g
- 本体サイズと重量(イヤホン):29.8 × 18.8 × 18.4 mm、4.4g(片耳)
- ドライバー:12.6mm ダイナミック
- イヤホンタイプ:ハーフイヤー型の完全ワイヤレス
- マイク:Clear Voice Technology
- 対応コーディック:AAC、SBC
- 連続再生時間(本体のみ):最大 7 時間の再生時間、最大 3 時間の通話時間
- 連続再生時間(ケース込み):最大 29 時間の再生時間、最大 12 時間の通話時間
- 充電:USB-C(有線のみ)
- 接続方式:Bluetooth 5.2(A2DP, AVRCP, HFP)
- 防水防塵性能:IP54
「Ear (stick)」の特徴
「Nothing Ear (stick)」の主な特徴をまとめてみました。
収納ケースも新たなデザイン
スケルトンデザインでお馴染みの「Nothing」は、どれもおすすめしたくなるようなものばかり!スマホはゲーミングスマホの感覚に近いデザインとなっていますよね。
「Ear (stick)」は、収納ケースも独特なデザインをしています。収納ケースはホワイトに赤のアクセントカラーで、リップスティックからインスピレーションを得たコンパクトなスティック型のフォルムのため、胸ポケットやポーチにもすっぽり収まり、所有欲を満たしてくれるデザインとなっています。また、蓋を回転すれば、上下関係なくイヤホンにアクセスできます。
イヤホンはハーフインイヤー型のデザインで、片方4.4gと軽く、長時間使用していても疲れにくいデザインです。見た目は、スティック部分がスケルトンで、背中部分は赤白の丸で左右を区別ができるようになっています。
音質にも優れている
音質は、12.6mm径ドライバーの恩恵で迫力のある低音が得られます。対応しているコーデックはSBCとAACで、低音域の迫力はもちろん、高音域の音色も迫力ばっちりです。
カナル型のように密閉し遮音性は高くありませんが、イヤホン装着中の低音の漏れを常時検知し自動でチューニングしてくれる「Bass Lock Technology」機能があるため、臨場感を味わえるイヤホンとなっています。さらに、「Nothing X」というアプリを使いイコライザ調整ができますので、低音・中音・高音のカスタムが可能です。
バッテリー持ち
スティック型のコンパクトなボディながら、連続再生時間は最大7時間、さらにケース使用で最大29時間とバッテリーが非常に長持ちします。ちなみにたったの10分間の充電で、連続再生が約2時間も!1回の充電でバッテリーが丸1日もつので、嬉しいですね。
マイクの性能は?
「Ear (stick)」は、3つの高精細マイクを搭載しているため、マイク性能も高いです。また、 音声を強調させ、“風切り音”や“雑音”の周囲の雑音を除去する独自技術も搭載されていますので、外出中や移動中でも雑音に邪魔されない通話をすることができました。
ジェスチャー操作
イヤホンのステム部にある感圧センサーを使って、再生・停止・曲送り・曲戻し・音量アップダウンの操作ができます。ジャスチャーとそのアクションは以下の通りです。
- 1回押す:再生/一時停止、通話応答/切断
- 2回押す:次の曲にスキップ、着信拒否
- 3回押す:前の曲にスキップ
- 左イヤホン長押し:音量を小さくする
- 右イヤホン長押し:音量を大きくする