暮らし

家電の寿命、故障の原因は?

家電の寿命、故障の原因は?

毎日使う家電。いつかは壊れる日が来ます。壊れてから購入しようとすると、早く届くもので絞ってしまう、値段で決める、などによりベストなものを購入するのが難しいかもしれません。また、買い替え時を把握しておけば、壊れる前に買う方がお得な場合もあり、最初から各家電の平均寿命がどのくらいであるかを知っておくと、購入を検討する目安になり便利です。今回は、そんな家電4つの平均寿命とどんなことが故障の原因になるのかを紹介します。

冷蔵庫(平均寿命:8~10年)

冷蔵庫の故障の原因としては、モータードライバICなどを含むモーター部分の故障や、コンプレッサーの故障、ドアパッキンの劣化などがあります。ドアの不具合があると霜が発生したり、冷蔵庫の冷えが悪くなり、コンプレッサーの故障では音が気になるようになるなど目に見えた変化があるので、その際はすぐにメーカーに電話しましょう。こういった故障を防ぐためには、日ごろから冷蔵庫に食材を詰め込みすぎないようにすることが大事だと言われています。

エアコン(平均寿命:7~10年)

センサーの不具合、内部の部品の劣化、コンプレッサー内の金属摩擦、室外機の冷媒ガス漏れなどにより、エアコンの動きが悪い、変な音がするなどといった不具合に繋がります。対策としては、エアコンフィルターの交換をこまめに行い、オンシーズン前の動作チェックを的確に行うなどです。

テレビ(平均寿命:6~8年)

テレビ画面が映らない、映像が乱れる、雑音が入るなどの不具合の原因は、バックライトの故障、チューナーの故障などが考えられます。

寿命以外で不具合が起こる原因としては、中に埃が溜まる、バックライトの酷使、直射日光などです。こういった点を注意してあげると平均寿命ほどは長持ちするでしょう。

洗濯機(平均寿命:6~8年)

洗濯機の不具合にはさまざまなケースがありますが、主に水が溜まらない、変な音がする、洗濯機が作動しない、排水出来ないなどです。ホースや排水口の汚れ、パッキンの劣化、蛇口のつまりなどが原因となっている場合も多く、寿命まで使い続けるには日々のメンテナンスをいかに怠らないかがポイントになります。