7大会連続でW杯に出場し、悲願のベスト8進出を狙ったサッカー日本代表。12月6日に行われたクロアチア戦でPK戦の末に敗れてしまいました。悲願達成とはなりませんでしたが、多くの感動をサポーターに与えてくれましたよね!
そんな2022カタールW杯の試合で選手と同じくらい注目を集めたのが、ABEMAでの本田圭佑さんの解説やツイッターへの投稿でしょう。コメント一つ一つが的確で、近い将来日本代表監督の就任もあるのではないかと噂されています。
そこで今回は、本田圭佑さんの経歴から日本代表監督就任の可能性について考察していきます!
本田圭佑の経歴
まずは本田圭佑選手の経歴をまとめていきます。
所属チームの経歴
まずは所属したチームをまとめていきます。
所属期間 | 所属クラブ | エリア | 出場試合数 | 得点数 |
2005-2007 | 名古屋グランパス | 日本 | 90 | 11 |
2008-2009 | VVVフェンロ | オランダ | 68 | 24 |
2010−2013 | CSKAモスクワ | ロシア | 94 | 20 |
2014−2017 | ACミラン | イタリア | 81 | 9 |
2017−2018 | CFパチューカ | メキシコ | 20 | 10 |
2018−2019 | メルボルン | オーストラリア | 18 | 7 |
2019 | フィテッセ | オランダ | 4 | 0 |
2020 | ポタフォゴ | ブラジル | 18 | 2 |
2021 | ポルティモネンセ | ポルトガル | 0 | 0 |
2021 | ネフチ・バクー | アゼルバイジャン | 7 | 2 |
2021 | スードゥヴァ | リトアニア | 6 | 1 |
日本をはじめ、ヨーロッパ、北中米、オセアニア、南米と5地域のプロリーグでプレーしており、各地で得点を決めています。
日本代表としては、日本人初となるW杯3大会連続ゴール、アジア人のW杯最多得点者、アジア人初となるW杯3大会連続アシストを達成。大舞台での勝負強さを発揮し、日本代表を牽引しました。ちなみに、W杯3大会連続で得点とアシストの両方を記録したのはベッカム選手ら世界的選手のみで、史上6人目という偉業です。
現役選手時代から「選手」という枠にとらわれず、2012年から自身がプロデュースするサッカースクール「SOLTILO FAMILIA」を日本全国で開校したり、2015年からは複数のプロサッカークラブの実質的なオーナーを務めています。さらには、2018年にはカンボジア代表GM・監督に就任し、世間を驚かせました。
本田圭佑の日本代表監督就任の噂
本田圭佑選手をツイッターで検索すると、「監督」というワードが出てきます。これまでもカンボジアでGMとしてチームを率いてきていますが、やはり日本代表監督というのは特別なものがあるのでしょう。
これについてスポーツライターの木崎伸也さんがある雑誌の取材で本田選手について
日本代表監督としてW杯で優勝するという目標があります。彼は自分も同じタイプだったことから、強烈な個性のある選手の扱いに慣れている。普通の日本人監督はそこが苦手なんですが、彼にとっては武器になってくるでしょう
と話しています。
また、本田さん自身も今大会の森保監督の采配を見て勉強になったと話しており、かなり前向きに検討している様子も伺えます。
もっとも、日本サッカー協会は森保監督に2年間の期間延長を打診すると見られているため、今すぐ他の監督が就任するということは考えづらいようです。
本田圭佑は本当に日本代表監督になれる?
本田圭佑さんは日本代表監督を目指しているようですが、彼が日本代表監督になるには大きな壁があります。それが、JFA公認のS級ライセンスの取得です。
このS級ライセンスはS級コーチ養成講習会を受講した上で、JFA理事会による承認を受ける必要があります。そして、S級コーチ養成講習会に参加する条件は、A級ライセンスを取得していることなどいくつもの基準が設定されています。
この基準をクリアしていこうとすると、ライセンス獲得までに数年かかります。それに対して、本田さんは11月24日日本代表監督はライセンスがなくてもなれるようになるべきという見解を載せています。
ふさわしい人が、ふさわしいタイミングでチームを指揮することができるのは、日本代表にとっても大きな影響がありそうですが、どうなるのでしょうか。今後のJFAの動きにも注目です!
最後に
選手でありながらカンボジア代表のGMに就任したり、投資家として活動していたりと多岐にわたる活躍を見せている「本田圭佑」。また、多くの国で様々なサッカーを経験しているため、いつかその経験をして日本代表監督としてチームを牽引してもらいたいですよね。
今後日本代表が新しい景色を見に行く、ワールドカップで優勝するためにはこれまでにないことをやる必要もありそうです。その中で本田さんが監督に就任するというのも一つ選択肢としてあっても良さそうです。
近い将来、本田JAPANが世界と戦う姿が見られることを楽しみにしていましょう!