3月5日の千葉・千葉LOOKを皮切りに、最新アルバム「The End of Yesterday」を携えたライブハウスツアー「The End of Yesterday Tour 2023」が6月24日沖縄・ミュージックタウン音市場で完走させたELLEGARDEN。矢継ぎ早に7月8日に北海道・北海きたえーるを皮切りに「Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023」が行われています。北海道、熊本、愛知の3都市でのアリーナ公演、大阪・舞洲スポーツアイランド 特設会場での野外公演、そしてツアーファイナルは2018年の再始動ライブ以来、5年ぶりとなる千葉・ZOZOマリンスタジアム公演で構成されることでも話題となっています。
そんなエルレガーデン ライブで注目を集めているのはモンスターバンドとは思えないほどの価格設定がされたライブチケット代です。一部のファン、関係者からは苦言を呈されるほどの価格となっているのですが、なぜそれほど安いのでしょうか。
そこで今回はELLEGARDENのライブ代が安い理由をまとめていきます！
ELLEGARDENのライブ予定まとめ
チケット代の話に入る前にELLEGARDENの直近の予定をまとめておきます。
Tour
『Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023』
- 7/08 (Sat) 北海道・北海きたえーる
- 7/15 (Sat) 熊本・グランメッセ熊本
- 8/08 (Tue) 愛知・日本ガイシホール
- 8/12 (Sat) 大阪・舞洲スポーツアイランド 特設会場
- 8/17 (Thu) 千葉・ZOZOマリンスタジアム
※大阪・千葉公演は、野外のため雨天決行・荒天中止。
Fes
- 7/29（Sat）FUJI ROCK FESTIVAL “23（新潟・苗場スキー場）
- 8/2（Fri）Incheon Pentaport Rock Festival 2023（韓国・仁川）
- 9/10（Sun）OSAKA HAZIKETEMAZARE FESTIVAL 2023（大阪・泉大津フェニックス）
- 9/17（Mon）New Acoustic Camp 2023（群馬・水上高原リゾート200）
ライブ代まとめ
安いと話題のエルレガーデン ライブ代ですが、実際にはいくらなのでしょうか。直近のツアーの価格をそれぞれまとめます。共にエルレのネームバリューからしたら破格です。さらにアリーナツアーにおいて、高校生は3,000 円キャッシュバックというとんでもない設定になっています。
The End of Yesterday Tour 2023（Zepp Nagoya）
- 1Fスタンディング：2,600 円
- 2F指定席：2,600 円
- 2F後方スタンディング：2,600 円
Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023（日本ガイシホール）
- アリーナスタンディング：6,900 円
- スタンド指定席：6,900 円
- ファミリー指定席：【親】 6,900 円、【子供】 3,450 円
※高校生以下の学生を対象に、3,000 円キャッシュバック
ELLEGARDENのライブ代はなぜ安いのか
前述の通りELLEGARDEN（エルレだけでなく細美武士さんのバンド）のライブ代は超破格と言える設定となっています。それは彼が触れてきた文化、ポリシーに理由があるそうです。
細美さんは自身が暮らしたことがある外国と比べ｢日本の音楽は高すぎる｣と思っているそうです。当時はアルバムを10ドル前後で、ライブチケットは20ドル前後で買うことができたんだとか。そのように海外では音楽という文化が身近にあるのですが、日本ではライブ代は大人でも気安く行こうと思えないような価格になっています。
そうしたことから｢高校生が小遣いで月に2本もライブに行けない国なんて文化が育つわけがない｣という考えをもち、細美さんの「音楽」に触れる費用は最大限抑えているそうです。
このような価格にするため、スタッフの人数を最小限にしたり、メンバーの移動は車、機材運搬や設置をメンバーが行う、ツアー先の宿は安価な場所を探して泊まるなど、削れる経費はとことん削っているそうです。
最後に
今回はエルレガーデン ライブ代がなぜ破格なのかをまとめてきました。根本にあるのはとにかく若い人が生の音楽に触れる機会を増やしたいという一心のようですね。エルレのメンバーが自ら車移動というのも昔から有名な話でしたし、今後もそこはブレることなくやっていくのでしょう。
ELLEGARDENをはじめ、細美武士さんのバンドの音楽を機に今後アーティストを目指す人が増えていくことも大いに期待されますよね！
