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中川俊男(日本医師会会長)の経歴は?高校や大学などのプロフィールも

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最近、日本医師会会長が後退して、中川俊男会長(日本医師会会長)が、メディアに出るようになりました。

この記事では次のことをまとめています。

  1. 中川俊男会長って誰?
  2. なんかすごい人っぽいけどどれくらい偉い?
  3. どんな経歴

中川俊男(日本医師会会長)のプロフィール

<中川俊男のプロフィール>

名前中川 俊男(なかがわ としお)
生年月日1951年6月22日生まれ
出身地北海道旭川市
趣味マラソン

ご存じのとおり、中川俊男さんは、2020年6月に日本医師会会長に就任しました。

日本医師会会長選

横倉義武さん   対   中川俊男さん

<結果>

174票 対 191票 で中川俊男さんの勝ち!!

現任の横倉義武さんが5期目を目指していたところ、会長選に中川俊男さんが立候補して、17票差で中川俊男さんが勝利し、現在の日本医師会の会長になったという経緯があります。

日本医師会のトップに立ったということですね!

昔テレビドラマであった「白い巨塔」財前五郎と里見脩二を連想してしまいました。

では、中川俊男会長という人物について、詳しく見ていきますねー。

中川俊男会長の経歴は?

中川俊男会長は、2020年6月日本医師会会長に就任しました。

2020年6月現在、新さっぽろ脳神経外科病院の理事長をされています。

1977年札幌医科大学医学部卒業
1988年新さっぽろ脳神経外科病院を開業(36歳)
1992年日本脳ドック学会をつくる
1997年「北海道医師会」常任理事
2006年「日本医師会」常任理事
2007年厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員 (2009年退任)
2010年厚生労働省「厚生科学審議会」委員
2012年厚生労働省「社会保障審議会」委員
2012年日本医師会副会長
2013年厚生労働省「中央社会保険医療協議会」委員

医学部卒業後の勤めていた病院は、発表していませんが、おそらく大学病院などで、経験を積んでいたのかと思います。

中川俊男会長は36歳の時に、病院を開業しています。

普通だったらクリニック開業ですよね。

でも中川俊男さんは、病院開業なんです!

そして、脳ドックというのを日本で初めて進めた人なんです。

<脳ドック>

脳卒中や認知症を予防するための検診

そして、経歴として特徴的なのは、2007年から厚生労働省との関わりが強くなっていることです。

役人とつながりがある=「悪」ととらえる方も、イメージとしてお持ちの方もいらしゃるかもしれませんが、厚生労働省は、病院にとっても重要な省で、医療保険のことだったり、薬のことだったり、感染症のことだったり、他にも医療に関することを扱ってる省です。この説明は、ざっくりとしたものなので、それ以外にもたくさん仕事はあります。福祉、介護、年金、雇用、労働なども厚生労働省が担っています。

ですので、日本医師会会長になる人が、厚生労働省の委員をされてたというのは、大切なステップだと思います。

日本医師会会長になるために、しっかり準備されていたということでしょう。

<追記>

開かれた医師会を作るということで、強い発言もしていた中川俊男会長ですが、政治資金パーティに参加したことで、信用が落ちています。

中川俊男会長の大学は?

1977年  札幌医科大学医学部卒業

1994年  札幌医科大学医学博士号を取得

大学は、ストレートで合格していくと1974年が卒業年になるはずなので、浪人していたか、卒業に時間がかかったか、どちらかだと思います。

ですが、医学部は難しいので、そう珍しいことではないのかもしれません。

中川俊男会長の高校は?

中川俊男会長の出身高校は、公式発表されていませんでしたが、函館ラ・サール高校を卒業しているという情報もありました。

牧田院長は北海道の名門、函館ラ・サール高校(8期)出身です。
つい先日、日本医師会会長になられた中川俊男先生
なんと、牧田院長の高校の同級生だそうです!
引用:http://www.ageclinic.com/wp/?m=202007
AGE牧田クリニックの院長が、中川俊男会長と高校の同級生らしいです。

公式プロフィールではないので、函館ラ・サール高校と言い切れるわけではないのですが、北海道5位の学力を誇る学校で、偏差値は69と高ですし、同級生が言っているので信憑性が高いですね。

中川俊男会長が、北海道出身で、札幌医科大学医学部卒業していることを考えると、北海道で頭のいい学校を卒業している可能性が極めて高いです。

ですので、函館ラ・サール高校卒業という情報もうなずけますね!

中川俊男ってどういう人?


学生の頃、脳神経外科医がでてくるテレビドラマ「ベン・ケーシー」に憧れて、脳外科医になる選択をしたらしい。

「一般内科や一般外科ではなくてスペシャリストの時代がくる」と、その頃からスペシャリストを目指していたみたいですね。

そして、脳ドックの研究をして、脳ドックのスペシャリストとなり、日本脳ドック学会をつくるなんて、かなり行動力のある人だと思いました。

現在、日本医師会会長になって、政府に意見しているニュースもありましたね。

日本医師会のあいさつでは次のように述べています。

日本医師会は、より強く、開かれた「新しい日本医師会」に生まれ変わります。

日本医師会は、これまでもさまざまな政策提言を行ってきました。

今後は、なぜその提言を行うのか、その結果どうなったのかを、さらに広く発信します。そして多様な議論をいただき、あるべき医療の実現を目指します。

国民の皆さんに、日本医師会の活動や医療政策をお知らせし、皆さんの声を傾聴したいと思います。

出典元:日本医師会

今回、中川俊男会長に代わって、何が違うかというと、政府だからと言ってしり込みすることなく、発言すべきところは発言するよー。

そして、発言や提言は広く発信していくよー!というのが、今までと違っていますね。

日本医師会会長になって、早々に政府に発言していたのは、この考え方がもとになっているんですね。

まとめ

「中川俊男(日本医師会会長)の経歴は?高校や大学などのプロフィールも」というタイトルで、お伝えしました。

ニュースでポンと出てきて、発言が注目されて、日本医師会って偉そうな団体っていうイメージだったんですが、中川俊男会長が日本医師会会長として、行動力のある人だというのが分かりました。

36歳で専門病院を開業するのもそうだし、日本で初めて脳ドックを提唱したのもすごいと思います。

「圧力に屈しない医師会」を掲げて当選した日本医師会会長中川俊男さんが、今後どのような発言や行動されるのか、注目していきたいと思います。

<追記>2021年5月11日の文春オンラインの記事で、政治資金パーティーを開催していたことが発覚しました。

全面自粛の呼びかけをしていた中川俊男会長ですが、自身が政治資金パーティーを行っていたとなると、今後様々な意見が出てきそうですね。