尾崎世界観さんが、「新潮」12月号で発表された「母影」(おもかげ)で芥川賞候補にノミネートされて、話題になっていますね。
尾崎世界観さんといえば、クリープハイプというバンドで知っている方も多いとは思いますが、小説の才能も着々と頭角をあらわして来ましたね!
今回、尾崎世界観さんの「母影」が芥川賞候補になったことで、小説を買ってみようと思っている方も多いのではないでしょうか?
そこで気になるのが、「母影」の感想や評判ですよね。
「母影(尾崎世界観)の感想や評判は?作品のモデルやあらすじも!」という内容でまとめました。
母影(尾崎世界観)の感想や評判は?
尾崎世界観の小説「母影」が芥川賞候補にhttps://t.co/DKYltD9Ekf
#尾崎世界観 #芥川賞 pic.twitter.com/knZyq5sr8s
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) December 17, 2020
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芥川賞候補になったということで、母影(おもかげ)という作品を一度読んで見たいと思いますよね。
今回の受賞で、有名人の忖度があったのではないか?という噂もありますが、それでも、やっぱり作品として価値があったから選ばれたんだと思います。
尾崎世界観の芥川賞候補を忖度とか言ってるやつは九割九分嫉妬。
選考委員もプロやぞ。— 南無南無 (@nmpiikannutsnm) December 18, 2020
そこで、母影(尾崎世界観)の感想や評判を集めてみました。
それってすごく面白いことだしそんなバンドに出会えて本当に嬉しい。
尾崎さんは「祐介」を書いた時とはまた違う感情・感覚で「母影」を書いたと思うので、「文芸誌でもう1回勝負しよう」と熱が出るほど必死に書いた作品に一体どんな今の尾崎さんが映っているのかすごく楽しみです。— タピオカ抜き (@tapiokanuki_PTA) November 5, 2020
尾崎さんの繊細で敏感な表現が文章に溢れ出まくってて、その表現がリアルでゾッとする時もある。優しいのは私とお母さんと行く前のお客さん。皆生きづらい人たちばかり出てくるけど母から子への優しさはいちいちぐっときました。スリリングな内容でテンポ良く読めた。 #母影 #尾崎世界観
— ねむい (@lemontosoda) November 9, 2020
「母影」について読書会していただいてうれしいです。
違う人が書くと下品になってしまうような内容でも、尾崎さんが書く文章にはそう思わせない品を感じました。そういうところは意識して書かれましたか?#太客倶楽部秋の読書会— カナザワマキ (@sugarbabe2) November 21, 2020
わーん芥川賞候補の作品全て読みたい
尾崎さんの母影は新潮12月号で大事に読んだのだけれど細かい描写がイメージできて頭に浮かんで活字を追うのが楽しい、何度も読んでる。単行本も購入する、初版本欲しい。新潮12月号も大切にする。この幸せなに…— 微睡み (@madoromUuuu) December 18, 2020
今回の受賞が忖度だと言う声もあるのですが、実際に読んだ方は、「母影」が面白いという声が多かったです。
細かい描写が特徴で、イメージしやすくリアルに感じられる作品という声がありました。
小説を読むときには常に頭に映像が浮かんでしまうタイプだけれど、母影に関しては生々しすぎるくらい鮮明に浮かんで、登場人物の風貌とか店の内装とか町の風景とか…頭のなかで映画一本上映されてましたわ。祐介もそうだけど、描写が細かいよねぇ尾崎さんは。セミのとこ…詳しくは語るまい。
— しみ☆ぱん@出戻りの太客 (@folloko) November 22, 2020
今回、評判ということで考えると、母影(尾崎世界観)は、繊細な描写が、リアルさを実感できて面白いという声がありました。
母影(尾崎世界観)の作品のモデルって誰?
子供の頃の写真。母、由美子と。この頃にもうすでに活躍していた偉大なバンドで歌えるなんて、本当に幸せだ。 爆音ラヴソング、めくったオレンジ。買ってください。本当にお願いします。 尾崎 pic.twitter.com/kMTuzsLpdi
— クリープハイプ (@creephyp) July 28, 2015
母影(尾崎世界観)の作品のモデルって気になりますよね。
「母影」の主人公は、母子家庭で育った小学生の女の子です。
普段からバンド活動を通して、自分の言葉と声を使った表現をしているので、今の自分とはかけ離れた人間の声や言葉に興味がありました。
~略~
さらに作品について「小学生の女の子の視点で、わからないからわかる、書けないから読める、そんな感覚を書きたいと思いました」と明かし「この作品を読んだ父親からも『そういえばこんな子供だったね』という感想をもらって、つくづく、ちょっと変わった変な子供で良かったと思いました」とコメントした。
日刊スポーツより引用
「これを見ると、ご自身の小学生の時の体験がモデルになっているようですね。
そう考えると、母影というくらいだから、やっぱり尾崎世界観さんの母が、少なからずモデルになっている可能性は高いですね。
母影(尾崎世界観)のあらすじは?
主人公は小学校低学年の女の子。母子家庭で育った彼女は、学校に友達がおらず、放課後の時間をもっぱら母親の働くマッサージ店の空きベッドで過ごしている。カーテンの向こうでお客さんを施術して「直してあげる」母親は、昔は女性客の相手もしていたはずなのに、次第に店に来るのがおじさんばかりになってきて……。
引用:双子のライオン堂
少女からみた世界を描いた作品ということで、視点が面白いですよね。
男性であり、大人である尾崎世界観さんが、少女からみた視点や感情を表現するってすごいですね。
芥川賞の選考会は、1月20日に東京都内であるようです。
楽しみですね。
まとめ
「母影(尾崎世界観)の感想や評判は?作品のモデルやあらすじも!」
母影(尾崎世界観)は、細かい描写でリアルに頭の中で映像化できるのがいいという感想が多かったです。
作品のモデルは、子供の頃の自分や、母親のこともモデルにして書いたというのも十分考えられますね。少女から見た世界を表現しているのがすごいです。
芥川賞の受賞がたのしみですね。